Looking Back (振り返り) 3

プロフィール

3月になり日本でもコロナ関連のニュースが毎日絶え間なく流れるようになります。

うすうす感じてはいましたが、私はこいつは多分「アレ」系だなと考えるようになりました。
「アレ」というのは都市伝説的なのでここでは多く語るつもりはありません。

ただ、人類にとって大きな影響をもたらすものといった見方は間違いがないといえるでしょう。
世界から見ればちっぽけな自分ではありますが、そんなちっぽけな自分にもある懸念が生じました。

ご周知のとおりコロナの情報が広まるとともに、いくつかの特徴が見えてきます。

・感染率は非常に高い
・症状が悪化するのは高齢者や持病持ちが多い
・効果的なワクチンや薬は当分見込めない

私は高齢の母と二人暮らしをしています。
妻や子供はおりません。

母親は身体の障害はありませんが、要介護2レベルの認知症を発症しています。
そのため一人での生活はほぼ難しく、結果的に私がフルタイムの会社員ではなかったので
日常の面倒はなんとか見ることができていました。

ただこの環境下で、他人と接するようなデイサービスなどの利用ができなくなります。
訪問介護についても(利用はしていませんでしたが)ほぼ難しい状況かと感じました。

施設管理の仕事は受付窓口的な仕事が多くいわば接客業に近い内容です。
もし自分が感染したら・・・
私はともかく母親に感染して酷い状態になったらどうしよう。
そんな恐怖に苛まれました。

緊急事態宣言の発令の可能性が高まる中、なかなか会社側も対応処置をする気配が見えません。
お客さんには「従業員は感染症に十分な対応を取っています」とか掲示しているくせに嘘ばかり。
私は緊急事態宣言がでても通常勤務に変わりなければ、自己責任で休業すると申告しました。

その結果、緊急事態宣言があけても何も変えられる要素がみつからないので、
これは会社側の問題ではなく自己都合になるため、そのまま仕事を退職する道を選択しました。

今はなんとか雇用保険で生活ができています。
コロナ関連の退職を認められれば会社都合になるのが助かりました。
また個人事業の方も持続化補助金で100万円の入金があったのも救いでした。
(あと一人10万の給付金とか)

正直、この状況下で改めて普通に仕事を見つけるべきか悩んでいます。
今までやってきたことを同じ様に再開するのは困難。
別の方法でなんとか家にいながら稼げる手段はないものか。

そんなことを模索する日々が続いています。

さて、過去の振り返りはおしまい。
ここまではプロローグでした。
これから本編に入ります。

第一章は今かかえている問題点についてお話します。
たぶん現代社会に生きる人々なら、多かれ少なかれ関わりがあるのではないかと。

それではまた。

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